就職氷河期の就職活動について

サブプライムローンに端を発するリーマン・ショック以降続いていた就職氷河期ですが、今年は東北関東大震災の影響もあり、企業の新卒採用状況は過去最悪の厳しさになっています。
面接に至る過程でも、書類で落とされるケースも多く、中には会社説明会にいくことすら競争率が高すぎてままならない状況となっているようです。
今後ますます求人数は減っていくことが予想される中、どのような就職活動が求められるのでしょうか。

数年前までは、売り手市場でもあった就職戦線ですが、今や氷河期がまたやってきてしまいました。
就職難が1~2年で終われば、「第2新卒」という形で再び就職活動をすることができるが、長期化すると、それも厳しそうです。
このままいけば戦後最悪の就職氷河期が若者を襲うことは避けられそうもありません。

企業としても苦しい時期ですから、即戦力が欲しいといった考え方にシフトしてきています。
新卒よりも経験者を雇うといった傾向にある企業と、コストの安い新卒を囲いたいと思う企業で二極化されているともみれます。
ただし、新卒社員は月給は安くすみますが、ランニングコストがかかります。
経験者採用でしたら、すぐに即戦力となってくれて給料分をペイできるような働きをみせてくれたら結果的に企業にとってはプラスとなります。
しかし新卒社員はまず半年以上は使い物にはならないため、たとえ月給が安くても、何の業績ももたらしてくれない人材を囲っておく余裕がないという企業が多いのです。

つまり、氷河期時代の就職活動を乗り切るためには、自分のやりたいことが明確になっていることが大事です。
資格や技術をアピールしても、所詮は机上の空論、実務経験があるのとないのとでは差があることは企業は身を以て知っています。
ですので、一番必要なのはやる気をみせることです。
半年から一年は使い物にならないでしょうけど、10年20年のスパンで貴社に貢献し恩返しをします、といったくらいの開き直りが必要ということです。
企業としても長く勤めてくれる人材が欲しいのです。せっかく投資をして育ててきた人材が数年で辞めてしまうことを一番恐れています。
ですので、時間をかけて投資を返していくという姿勢をもった学生が、重宝されるということです。

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